OSSを作る人の気持ちが今なら分かる

営業からシステム部に移動になった時、武藤さんのDebian辞典だけを渡されて(せめて徹底入門の方がよかったかな…)、取り合えずそこら辺に転がっているPCにDebianを入れてみなよ、という言葉から始まった OSSとの付き合い。


PCには明るい方だったし、その時は(その時も?)使うならとことん好きになってやろう!と思って勉強会に行ったり自分でサーバー立ててあれこれやって実際にどんどん好きになっていった(がんばった、自分)。


その結果、まわりの知人もOSが何たるかを知らないのに、Debianというキーワードだけは知っていたりww


でも使わせてもらっているという感じだった。
Exim4を使わせてもらっている、Apache2を使わせてもらっている。世の中には奇特なイカしたハッカーがたくさんいるもんだなぁ、と思っていた。


今も使わせてもらっているという点には変わりないけども、OSSで活動している人の気持ちが少しは分かる気がする。
クライアントの理不尽な要求をのみ、手探りのスケジュールで作業をし、指示系統が一本化していない為に何度も作り直したり。。。そんな中OSSは自己逃避?もしくは鬱憤のはけ口だったのかもしれないと思う。
きっとどこでも変わらないのかな、どの会社でも(もしかしたら一部いい会社もあるかもしれないけど)
やはり仕事をしていかないと食べていけないからね。


もうちょっと自分のレベルがあがれば、苦労することも減るんではないか、とも思う。
利用者から提供者への脱却への道はまだまだ遠いなぁ〜。