Debianにサイボウズ社のメールワイズを入れる

試用してみたいので、という事でサイボウズ社のメールワイズをインストールする事に。
インストール方法をふんふん読みながら、手順どおりにやってみたが、

この行が日本語で表示されたら y を入力してください。 (※)

Can you read the above text in Japanese ? ([y]/n) :

の後
Web Server is not running. After starting Web Server, run the Setup program.
と言われて強制終了。うーん、Apache2は立ち上がっているし、動作環境を見る限りLinuxはApache2.2.Xだから使えるはず。

それじゃソフト側が認識していないんだな、とおもい、iniっていうぐらいだし手始めに
/cbmwtmp/cbmw.ini
を眺めてみることに。
そしたら

WEBUSER:nobody httpd www-data apache www wwwrun
HTTPD:httpd2-prefork httpd apache httpsd

ユーザーはwww-dataがちゃんと入っていたのでよし。でもHTTPDにapache2がいない。ps aufx するとapache2って出てくるから間違いないと思う。

aya@server:/tmp/cbmwtmp$ diff cbmw.ini.original cbmw.ini 
3c3
< HTTPD:httpd2-prefork httpd apache httpsd
---
> HTTPD:httpd2-prefork httpd apache httpsd apache2

としてみた。そして./cbmwsetup するとインストールさせてくれた。

その後、メールサーバー、メールアカウントの設定をしたら、ちゃんとグループメールとして動作するように。
でもさすが、サイボウズ。メールのSMTPではTLS/SSLの対応はしてないので、会社のメールサーバーが使えない。
なので、

/etc/exim4/conf.d/main/01_exim4-config_listmacrosdefs の
hostlist relay_from_hosts = 127.0.0.1 : ::::1 : XXX.XXX.XXX.XXX(<-メールワイズが入っているサーバのIP)

を入れて/etc/init.d/exim4 reloadをしたら、メールが送れるようになった。

会社の営業の人は、サイボウズが大好きなんだけど、私としてはDBが独自だし、メール送受信もいけてないので、あんまり好きじゃない。デザインも簡単に変えられないし、変えれたとしてもダサいのばっかりだし。要はカスタマイズ出来ないからいやだって事なのかな。

とりあえずメールワイズはDebianで動きました。おしまい。