Beyond Facebook

ちょっと前のクーリエジャポンを読んでいたら出ていた記事
「そして、すべてはゲームになる」

COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2011年 10月号 [雑誌]

COURRiER Japon (クーリエ ジャポン) 2011年 10月号 [雑誌]

冒頭に紹介されている2010年のDICEでJesse Shellが発表した「Beyond Facebook」を見てみようと、Youtubeで探してみたらありました。

Part1

Part2

Part3

記事に載っている、すべてがゲームになるという話はPart3で出てくるので、気になる人はそちらから見るといいかも。
(意外とPVが低くてビックリ。他にもあるのかもしれないけれど)

話の内容は、今までのテクノロジが現実を向き始めている、という話で、色んなメディアがReality になろうとしていると。
テクノロジ<--->現実、が今までは線引きが出来ていたけれど、これからはテクノロジは現実に浸食してきて、活動内容をすべてゲームのように、ポイントが付いたり広告のROIを取る為に人間の一つ一つの行動(目の動きさえ)知らずして(いや、分かるけど、意識的に分からないようにオブラートに包んで)取れるようになると。

否定的な意見の人も多かったらしいけど、私は来てもおかしくない世界かなぁと思った。
先週行われた東京ゲームショーでは、ソーシャルゲーム会社が既存のゲーム会社と同じくらいのブースと賑わいだったのは記憶に新しい事で、今後ゲーム業界ではソーシャルゲームの割合が大きくなるのだと思う。
(まぁ、何がソーシャルゲームなの?という定義はさておき)

ソーシャルゲームが急成長――JOGA オンラインゲーム市場調査報告発表会


よく思うんだけど、「ソーシャル」って社会、社会的な、という意味があるけど、最初にソーシャルゲームと名付けた人は賢い。なんでネットワークゲームじゃなかったのか、とよく思っていたけど、社会全体を巻き込んだゲームだったんだと。

Jesseの話に戻すと、誰がこのゲームを実装するのか、というと、前々からHomeというプロジェクトをしているMicrosoftが現実味があるかなーと思う。実際にKinect出してるし、もっと精度があがって、一般的になればそうなりそう。Googleも頑張っているけど、あちらこちらに手を出しているから、人員を投入して集中すると出来る気もする。
それこそ技術の破壊で、新しい無名の会社が独占的になると更に面白いという気もしてる。

ハードウェアが普及すれば、その上でのソフトは誰でも使えるようになるだろうから、そこに色んな企業がしのぎを削るのではないかと思う。

すべての行動がゲームのようにポイントが溜まる(それは企業が監視をしている、という事だけど)という状態になったら、自分がそのゲームに参加するんだろうか?

現状と言ったらお店のポイントカードは捨てる方なので、ゲームが現実世界に来た時どうなるのかさっぱり分からない。

多分他の人はゲームに乗るんだろうけどな。